ヨガの八支則(はっしそく)

ヨガの教典『ヨガ・スートラ』には、心の声を見つめるための八支則が書かれています。
その中に最初に出てくる2つが有名な『ヤマ・二ヤマ』です。
『ヤマ・二ヤマ』の実践すれば、心と身体が整っていきますよ❤️

『ヤマ』=してはいけないこと


①アヒンサ=暴力をふるってはいけない
 これは自分に対しても含まれます。
 自分自身に厳しすぎるかたは「アヒンサ」を思い出して、
 自分をリリースしてあげましょう。
 物理的にも精神的にも、です。

②サティヤ=嘘をついてはいけない
 自分のエゴで嘘をついてはいけません。
 苦しい時は苦しいと言ってよいのです。
 自分の心に正直に生きましょう。
 相手を傷つけないための優しい嘘はOKです。

③アスティヤ=盗みをしてはいけない
 他の人の物や権利はもちろん、
 相手の時間も大切にしましょう。
 感謝の気持ちを忘れずに。

④ブラフマチャリア=性欲に溺れない
 パートナーを裏切らないこと。
 利己的な欲を満たそうとしないこと、です。

⑤アパリグラハ=貪欲にならない
 欲望は次から次へと芽生え、執着をもたらします。
 必要以上のモノを持たないことを実践すると欲望から解き放たれ、自由になります。


『二ヤマ』=すべきこと


①シャウチャ=清潔を保つ
 心と身体、身の回りの空間、身につけるモノなど、
 清潔を保つようにしましょう。
 心が洗われます。

②サントーシャ=今あるものに満足すること
 自分の周りに幸せを求めても満たされません。
 幸せは自分の中にあるのです。

③タパス=鍛錬すること
 人生の様々な局面を受け入れる強さを
 養いましょう。
 「大丈夫!なんとかなった!」の気持ちで。

④スヴァディアーヤ=本を読むこと、勉強すること
 新たな気づきを教えてくれる本を読み、
 得た知識を実践して、人生を味わいましょう。

⑤イーシュワラ・プラニダーナ=自然にあらがわないこと
 イーシュワラは「宇宙を動かしているもの」、
 プラニダーナは「自分を明け渡すこと」。
 つまり、神に祈り捧げ、全てを受け入れる、ということです。

…今日は、ヨガ八支則のうち『ヤマ・二ヤマ』をお伝えしました。
 まずはここから、整えていきましょう!

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Ako’s Room

for Healthをモットーに、優しい1日を過ごしたいと思っています。 心と身体によいことを発信していきます。